パレックス塗り壁材5つの特徴
1.汚れ付着防止機能:DPR(Dirt Pick-up Resistance)
Parex社のDPRテクノロジーは、軟化したり、ベタついたりしない特殊なアクリルポリマーの構造によって、フィルムのような高分子のバリアを作り、
- 防塵性
- 防カビ性
- 防藻性
- 耐候性
これらに優れた性能を発揮します。
DPRテクノロジーによる大気中の汚染物質の付着防止機能が高まることにより、表汚染物質から保護されることになり、優れた防カビ性能を発揮します。また、高分子のバリアにより、酸性雨や有害な紫外線から塗膜を保護し、塗膜の劣化や退色を防ぐので、長期に渡り美しい外観を維持します。
フィニッシュシーラーをお使い頂くと、さらにDPR機能を高めることができます。
2.厳選された大理石の骨材が使用
すべてのDPRフィニッシュコートには厳選された大理石の骨材が使用されています。
純白で明るい大理石は色の定着と均一性を促し、冴えた色を呈します。大理石を使用することにより、ケイ砂などに含まれる小さな鉄鉱物が排除され、湿気や雨によってできる雨だれ汚れを防ぎます。
また、Parexの大理石骨材には防錆効果もあります。
カラー材としてドイツ製の無機顔料COLORTRAND®888を使用
カラー材として使用されているのは、ドイツ製の無機顔料COLORTRAND®888です。
水溶型塗料・溶剤型塗料どちらにも適用し、幅広く使用できるユニバーサルな着色材で、カスタムカラーシステム用着色材として世界で最も多く使用されています。
厳格な製造過程により、色の混ざりが良く、またロットによる色の相違もほとんどないので、いつでも同じ色調を作り出すことができます。
3.優れた防水透湿性能
DPRフィニッシュコートには、優れた防水透湿性能があります。
透湿性と防水性の原理は、水蒸気の分子の大きさ(0.0004μm)と雨滴や水滴の分子の大きさ(100~3,000μm)の差が非常に大きいということを利用して、雨滴以下の孔径を持つ多孔質構造を塗膜に形成させるものです。
これにより、外部に対しては防水性を持ちながら、塗膜及び下地からの水蒸気を透過させることができます。
この優れた透湿性により
- カビの発生を抑える
- 塗膜の浮き剥がれを防ぐ
- 塗膜及び下地の劣化を防ぐ
という効果を発揮します。
優れた磨耗性
研究を積み重ね、Parex社のDPRフィニッシュコートは磨耗性にも優れた製品となりました。
Parex社の研究室で、比較され得る他社の製品を使用して磨耗性を検証してみました。
硬い毛のブラシを使用して2,000回以上、前後に擦ったところ、他社製品は1,600回で全体の40%が剥がれ落ちたのに対し、Parex社の製品は2,000回を超えても、剥がれ落ちはわずか4.4%にすぎませんでした。
2014年4月1日 | キーワード:パレックス(塗り壁材)