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断熱バランスについて

建物の断熱性能は、UA、Q値など屋根・天井、壁、開口部、床・基礎など建物全体の性能を平均した値で評価されています。

屋根・天井、壁、開口部、床・基礎などそれぞれの各部位でどのくらいの断熱が必要でしょうか?

目安になるのが、フラット35S(住宅金融支援機構)の省エネルギー性(断熱等級4:仕様規定)に省エネ地域区分別の各部位の『必要な熱抵抗値』があります。

フラット35S(省エネルギー性:断熱等級4)必要な熱抵抗値

屋根、天井部と壁で必要な熱抵抗を比較してみると屋根・天井は壁の約2倍以上の抵抗が必要となっています。(基準値となりますので『健康・快適性』を考えるとより高い断熱性能が必要になります。)

それは、建物の断熱性能ともう一つの評価の『日射熱』が関係してきます。

夏の日射は、壁(垂直面)よりも屋根、天井(水平面)の方が日射の影響が大きく、屋根・天井の断熱を高めることにより日射熱取得量を小さくする効果がとても大きいので室温のピークを下げる方向に働きます。もちろん冬にも有利なので屋根(天井)の断熱性能を高めれば高めるほど良いということになります。

一方壁は、断熱による日射遮蔽効果もありますが、屋根・天井ほどに大きくなく、断熱性能を高めることによって生まれる保温性という逆効果になることも考えられます。

このようなことから屋根・天井の断熱は、壁より重要でより高い断熱性が必要となっています。

もう一つの考えとして日射の影響を一番受ける屋根部分の熱対策として『遮熱』があります。

弊社でもアルミ遮熱シートの取り扱いをしております。材料コストが低く、施工も簡単で効果も大きいことから好評で断熱と組み合わせて標準仕様とされる会社様が大変多い状況です!

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建物全体の断熱性能も重要ですが、前提として各部位の断熱バランスの検討、確認が必要になります。

よくあるケースとして夏場に2階へ階段を登る途中、急激に蒸し暑さを感じることがあります。このような場合、屋根、天井の断熱不足が考えられます。

IPP『断熱設計』では、各建設地の気候などの地域特性を考慮し各部位の断熱性のバランス、断熱、気密、通気、防湿、防風などの基本に加え、健康・快適を考えた室内温度に着目した取り組みに設備を含めた総合的なご提案をさせていただいております。

ご興味の方は、お問い合わせ下さい♪

断熱と健康・快適について

省エネルギーにおいて大前提となることが『住む人の健康』と言う観点からの理由です。

「改正省エネ基準」では、建物全体の省エネルギー性能を評価する『一次エネルギー基準』と断熱性能を評価する『外皮性能』の2つの基準が設定されています。

外皮基準を定めている理由は「家の中全体を10℃以下にしない」ことで「結露」や「ヒートショック」を防止するという意味で、省エネルギーの前に温熱環境として最低ラインを維持させる目的で外皮性能の評価があります。

この基準には、『温度』・『健康』という内容が含まれていることは知っていましたか?

日本のように寒さに対して我慢の生活をしている状況では、断熱はまずは健康を守るために必要なこととしての考えからです。

『断熱=省エネルギー』の前に『断熱=健康を考えた生活温度の維持』が前提にあることをまず理解しなければいけませんね。

交通事故死者より圧倒的に多い『寒さ』による事故死、寒さによる病気による高齢者の今後の医療費の問題などから国も断熱と健康についてさまざまな取り組みを行っています。断熱と健康に関する内容はさまざまなところで書かれてます。

冬を暖かく過ごして健康を維持(ヒートショックから身を守る)

断熱リフォームの効果

断熱改修と健康に関するデータ

ドイツなどでは『温度は人権』と言うくらいに家の中の温度に対しての意識があり、『健康・快適』に直接結びついていることをしっかり理解しています。

一方日本は、家の中の温度に関しては劣悪な環境です。寒くても我慢してしまいます。

最低温度が10℃というのは、ヒートショックへの対応や結露防止など健康を守る上での最低基準の温度です。それを確保する省エネ基準もまた最低限と言えます。

そこで弊社での取り組み『断熱設計』では、健康・快適の観点からその家で何℃で生活がしたいのか?『生活温度』に着目した断熱設計を行っています。

地域特性を考え熱収支を考え少ないエネルギー負担で目標とする生活温度を達成させる提案を行っています。

その健康・快適について考えた場合、『セルロースファイバー』の均一な断熱性、気密性、調湿、防火、防音、防虫性能など多くの優れた性能が欠かすことができません。

家の住環境が原因による事故、病気による支出を減らすことにもつながります。

2020年省エネルギー基準義務化については知られていますが、最近では、より高い断熱基準の変更やZEH(ゼロ・エネルギー住宅)の普及率50%目標など2020年に向けてより高い住宅の性能を求めた提案もされているのも事実です。

今後急速に加速していく省エネルギーは、エネルギーの削減、光熱費の削減などの前に『住む人の健康・快適』があることを忘れてはいけませんね。

弊社でも『目標とする生活温度』に向けたセルロースファイバーを使用した断熱設計の取り組みにより住まい手に健康・快適を提供できるように努めていきます。

ご興味のかある会社様はお問い合わせ下さい。

今年も役に立つ情報をもっと多く掲載できるように努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

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