Q & A
断熱材のもっとも重要な要因として施工精度が挙げられますが、セルロースファイバー断熱材の施工精度はどれほどなのでしょうか。
A:”百聞は一見にしかず” 壁体対流実験を行いました。
セルロースファイバーは隅々まで均一に断熱施工ができ十分な性能を発揮できる!と言われていますが、実際本当なのでしょうか?
グラスウールとセルロースファイバーで比較対流実験を行いました。
実験日:2015年7月29日(水) 時間:午前8時開始 天候:晴れ、室温:30℃、サーモカメラ FIIR T640
実験場所:名古屋市名東区事務所内
実験概要
壁体に下から白熱灯の自然対流の熱が壁体内に与える影響を表面温度をサーモカメラ、内部をセンサ温度計にて10分、20分、30分、60分後の温度を計測。
驚きの実験結果についてはこちら⇒セルロースファイバーVSグラスファイバー
省エネの一端を担う断熱材ですが、ではいったい住居における断熱性能とは、どのような観点から捉えるべきなのでしょうか。
A: 断熱材を含めた建物の性能に関する総合的な取り組みが大切です。
お客様の予算、生活スタイル、間取り、地域性、また温熱環境としては、健康・快適を考慮して、何度で生活するのか?そのためにはどのくらいの性能が必要か?その場合光熱費はどのくらいかかるか?それぞれの状況に合わせた柔軟な提案ができるかが本来の省エネルギーと考えています。
弊社では、”省エネ法対策サポート”を行っております。詳しくは下記をご参照下さい。
“省エネ法対策サポート” セルロースファイバー断熱材InCide PC 専門サイト
調湿性能に優れたセルロースファイバー断熱材ですが、どのように使用すればその性能を最大限に活かせるのでしょうか?
A:日本は四季があり、温度も湿度も大きく変化し水蒸気圧(量)も夏と冬では移動方向が異なりそれぞれにおいて熱の移動と共に湿気の移動のバランスも考えなければいけません。
IPPが取り扱うセルロースファイバー断熱材InCide PCの専門サイトが詳しく説明しています。
下記ウェブページをご参照下さい。
”お知らせ” セルロースファイバー断熱材 InCide PC 専門サイト
屋内を涼しくするためには、遮熱シートのタープホイルをどこに施工するのがもっとも効果的ですか?

A: 建物全体の熱移動の約75%は輻射(放射)による熱移動ですが、最も大きな熱の流れは下方向への流れです。
よって、遮熱シートを屋根に施工して頂くのが最も効率的な施工方法となります。
屋根施工にはTA-7101NR-6(3層防水エコノミータイプ)がお奨めです。
遮熱シート”タープホイル”の専門サイトで詳しくご覧下さい。
“製品紹介” タープホイル 専門サイト